国際的イベント

日本の切手シリーズ!国民体育大会記念切手を紹介します!

 

日本郵便が1963年から1975年にかけて、

国民体育大会を記念して発行した切手シリーズは、

スポーツと文化の融合を象徴しています。

 

第18回(山口県)、第20回(岐阜県)、

第22回(埼玉県)、第28回(千葉県)、

第30回(三重県)の各大会を祝し、

特徴的なデザインの切手が発売されました。

 

これらの切手は、日本のスポーツ史だけでなく

郵便史にも重要な位置を占めており、

収集家の間で今も高い人気を誇ります。

 

そんな各大会の記念切手について

紹介していきます!

 

この記事の著者
sirousagi

個人収集家としてこのブログを通して趣味の深さ、知識の共有、そしてコレクションの楽しみ方を伝えていければと思います。

第18回国民体育大会記念切手!

1963年、私は第18回国民体育大会

山口県で開催されたことを、

その記念切手を通じて知りました。

 

このスポーツイベントは、

夏季と秋季の2つのシーズンに分かれており、

夏季大会では水泳、漕艇、ヨットが

宇部市、美祢市、豊田町(現・下関市)、

光市で開催されました。

 

秋季大会は、山口市に新設された山口県営陸上競技場

(現・維新百年記念公園陸上競技場)を主会場に、

27種目と公開種目(高校野球、スポーツ芸術)が

18市町村で繰り広げられたのです。

 

この盛大なイベントを記念して、

日本郵便は1963年10月27日に

第18回国民体育大会記念切手を発行しました。

 

この切手には、すもうと床運動の図案が描かれていて、

2枚ペアで40円、20面シートで400円で

販売されていました。

 

この切手を手にした時、

私はただの郵便用品を超えた意味を感じました。

 

それは、日本のスポーツとその文化を象徴するもので

国民体育大会の精神と山口県での盛大な祝典を

記念していることを感じられました。

 

すもうと床運動の図案は、

日本の伝統的なスポーツと体操の技術を

美しく表現しており、

その時代の日本のスポーツ界の魅力を凝縮していました。

 

この切手は、単なる記念品ではなく、

1963年の日本のスポーツ史の一部を

切り取ったかのような、特別な存在だったのです。

第20回国民体育大会記念切手!

1965年、岐阜県で開催された第20回国民体育大会は、

私にとって特別な意味を持っています。

 

なぜなら、この大会を記念した切手を、

私は後に大切なコレクションの一部として

手に入れたからです。

 

1965年10月24日に発行されたこの記念切手には、

体操の鞍馬と競歩のイラストが描かれていました。

 

切手は2枚ペアで30円、

20面シートで300円で販売されていたのです。

 

現在、この切手は収集家の間で人気があり、

オンラインで入手することが可能なようです。

 

特筆すべきは、第20回国民体育大会には

バレーボール競技も含まれていたこと。

 

この事実が、当時のスポーツの多様性を

物語っています。

 

私がこの切手を手にしたとき、岐阜県での

スポーツイベントの歴史的瞬間を感じることができました。

 

体操の鞍馬と競歩の図案は、

その時代のスポーツ界の活気と技術の発展を

美しく表現しています。

 

この切手は、1965年の日本のスポーツ史の

一片を切り取ったかのような、特別な存在であり、

私のコレクションに豊かな歴史的価値を

もたらしてくれたのです。

第22回国民体育大会記念切手!

1967年、埼玉県の上尾市、青森県の大鰐町、

栃木県の日光市、茨城県の土浦市などで開催された

第22回国民体育大会は、私にとって忘れがたいイベントです。

 

大会のテーマ「清新・健康・協力」

スローガン「成功させよう埼玉国体、

まごころで迎えよう埼玉国体」が心に響きました。

 

この記念すべき大会を祝して、

日本郵便は1967年10月22日に

「第22回国民体育大会記念切手」を発行しました。

 

この切手には、選手と桜草の図案が描かれており、

40円の単片と800円の20面シートがあります。

 

私がこの切手を手に入れたとき、

単なる郵便用品を超えた感動を覚えました。

 

選手と桜草の図案は、大会の精神と

日本の美しい自然を見事に表現していました。

 

また、切手の専門店やオークションサイトで

入手可能なこともあり、

切手収集家や日本のスポーツ文化に

興味がある人々にとって魅力的なアイテムです。

 

この切手をコレクションに加えたことで、

1967年の国民体育大会の歴史的瞬間と、

その時代の日本のスポーツ文化の一端を

手に入れたような感覚になりました。

 

それは、ただの切手ではなく、

日本の地域社会とスポーツの融合を記念する、

特別な意味を持つアイテムにもなったのです。

第28回国民体育大会記念切手!

第28回国民体育大会

1973年に開催されたスポーツイベントで、

冬季大会と夏季・秋季大会

2つのシーズンに分かれて行われました。

 

冬季大会では、スキー競技会が岩手県盛岡市で、

スケート競技会が新潟県塩沢町で開催されました。

 

夏季・秋季大会では、

千葉県を中心に27種目と公開種目

(高校野球、スポーツ芸術)が

18市町村で開催されました

 

この大会には、競泳、水球、ボウリング、サッカー、

陸上競技、柔道、剣道、フェンシング、レスリング、

山岳、バレーボール、バスケットボール、

軟式野球(成年のみ正式種目)、高校野球(硬式、軟式)

などが含まれていました。

 

この大会を記念して、日本郵便は1973年1月25日

「第28回国民体育大会記念切手」を発行しました。

この切手は、1枚10円で、4種類のデザインがあります。

 

デザインは、スキー、スケート、陸上競技、

水泳の4種類で、それぞれの競技場面が

描かれています。

 

当時切手の絵柄としてはめずらしい陸上選手の絵柄

ひかれたのを覚えています。

 

何としてもコレクションの一枚に

入れたかったものでした。

第30回国民体育大会記念切手!

第30回国民体育大会1975年に

開催された国民体育大会です。

 

第30回国民体育大会記念切手は、

1975年に発行された切手で、

第30回国民体育大会を記念して作られました。

 

切手のデザインには、国体のロゴマークや、

スポーツ選手が描かれています。

 

切手の価格相場は、オークションサイトで

235円程度で取引されているようです

 

また、日本郵便趣味協会の

ネット通販サイトでも購入可能です。

 

第30回国民体育大会の開催場所は、

冬季大会が山梨県富士吉田市と河口湖町

夏季大会が三重県津市と四日市市と大台町

秋季大会が三重県で行われました。

 

競技には、陸上競技、柔道、剣道、フェンシング、

レスリング、山岳、バレーボール、バスケットボール、

軟式野球、高校野球などが含まれています.

 

まとめ!

1963年から1975年にかけて発行された

国民体育大会記念切手は、日本のスポーツと

郵便文化の歴史を映し出しています

 

第18回から第30回までの大会は、日本各地で開催され、

様々なスポーツ競技が特徴づけられた

切手デザインで記念されました。

 

これらの切手は現在も収集家に人気があり、

歴史的な価値と共に、

オークションサイトや専門店で取引されています。